■ 録音を聴いて 2012. 8.16 | 2013. 3.20 |
7月の練習で、2ndパートが欠けた録音を聴いての印象です。
カノンの全編に流れる音、原曲の弦楽四重奏では通奏低音と呼ばれ、ギターへの編曲ではピッチカートの指示が有り、各パートに振り分けてあります。
このピッチカートの音、盛り上がりの時には弾いている自分にさえ聞こえない程で、無意味で空しさを感じる事もしばしばです。
職業意識か ギターへの思いからか、気を抜くことなく弾いていました。
今回、その低音部のパートの、2ndに振り分けられた部分が欠けた録音を聴いて再認識です、有ると無いでは大違い。 前回まで、どうせ伴奏だからと、半端な気持ちで弾かないで良かった。
いちばん大切にしている 音楽する心を失うところでした。
同じような事が人生にも有りそうに思います。 あまりにも身近にさり気なくある為、日頃その存在すら意識する事なく、失って初めて知る大切なもの。
四季の移ろい、季節の流れ。
緑があって、花が咲いて、風が吹いて。
これで充分いい感じになれそう。
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