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■ マイク                                     2009.10.31                       2010. 6. 6



やっぱりマイク買ってしまいました。
audio-technica BP4025
ハッキリしないけど多分これで6本目かな、もう少し多いかもしれないです。

最初のマイクは、sonyのモノラルを2本セットにしてステレオにしました、型番は覚えていません。
これはオープンリールに接続しました。

次は、sonyECM909 だったでしょうか、型番は怪しいけど二桁前半の価格帯の物だったと思います。
ソニーTC-D5M に接続しました。 

3本目は、sonyECM999 これから部屋に置いてあります。

4本目は、sonyECM-MS907 で、このマイク、ほんとに小型軽量で使いやすく大きさの割にはそこそこ良い音で、重宝しました。

5本目になって、初めての海外製品 RODE-NT4、なんか全然違うんですね、日本製とは。
高域重視の感は有りますけど、タッチが決まった時の音、これはもう見事としか言いようが無い。
良い音です。

一見クールな印象も有りますが。
豪華絢爛から栄華を経てたどり着いた、暖かい質実。ヨーロッパの歴史とでも言うのでしょうか。
虚飾を廃した本物の文化を感じます。

そして現在のマイクは、2週間くらい前に手にした audio-technicaBP4025。
高域から低域まで正にウェルバランス、これで気に入らない音が出たら自分を見つめ直すしかない。心して練習しないと、って事になっちゃいます。私の場合。

ここ数年,CP値の高いレコーダーが発売され、楽器キャリアがそう長くない人達も録音する機会が増えて来ました。歓迎すべき事です。

自分を客観的に見る事の大切さを知ります。
耳を背けたくなる本当の自分の姿、逃げずにしっかり聴かないと。

録音に際して、老婆心ながらチョッと気になる事が有ります。
レコーダーの設定をオートにしない方が、音楽録音には適しているみたいです。
説明書に有ると思いますが、オートは会議などの録音用で音楽には適さないようです。

たいしたマイク遍歴では有りませんが、以下は今まで使用したマイクから感じた印象です。

ソニー製品はマイクに限らず、観賞用とでも言うか耳当たりが良いです。
CDに近い音作りなんでしょうか。

ロードは美しく綺麗です、虚飾を廃したヨーロッパの文化、伝統を感じます。
北欧調の音を持つギターの場合、高域を低音で支える様な楽器が多いんですけど。
このマイク、もう少し低音が豊なら、という気もします。

つたない経験からの印象です。

レコーダーもそうですが、どんなに優れていても機械は機械みたいで。
あまり頼ってしまうと、自分が見えなくなりそうです。

自分の録音を聴いて、どうすれば良いか機械を相手に練習する内に、音楽を作ってる気がして来て。何がなんだか分から無くなりそうです。

「頭で練習して心で演奏する。」 言い尽くされた言葉ですが。

音楽にとっても。

大切なのは、やはり心みたいですね。



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