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■ 指の疲れ                                   2009,9,292010. 5. 2



腱鞘炎

楽器に限らず、指を使う人は誰でも気になる事ですね。
腱鞘炎まで行かなくても、筋肉痛の人を時々見かけます。

私も、何回か成りかけましたが大事に至ることは有りませんでした。
以下は経験からの対処法です。

まず、無理な練習をしないこと。
指に違和感を感じたらすぐ弾くのを止める、「この曲が弾き終わったら」なんて言ってないで。
すぐ止める。

これは簡単な様で非常に難しいんですけど。
勇気を持って、勇気を持って、中断すべきです。

そして次の日の朝、目覚めてすぐ指に違和感が無いか確認します。
突き指した時みたいな、もわぁーっとする様な感じがしたら。
その日は弾かないほうが無難です。

少し指を動かすと何んでもない気がして、弾きたくなりますが。
それは治ったのではなく、指を動かす事により感覚が薄らいだと考えるべきです。

翌日も同じ様に様子を見て、朝の違和感が無くなるまで待ちます。
2〜3日から遅くても10日位で指は回復します。

指が元に戻っても、最初の日は軽く弾いて、2〜3日様子を見ながら徐々に元のペースに戻します。

嬉しくなって、すぐバリバリ弾きたくなる気持ちを抑えて。
少しずつ、少しずつ、これも大切です。

2日も10日もギターを弾かないなんて我慢できない。
練習しないでいる時間がもったいない。

この気持ちは良く分かります、私も同じです。
弾けないと思うと弾きたくなるのも、人情です。

でもね、ちょっとした事から慢性になり、大変な思いをしている人を見ていると。
初期の内に適切な対処をすれば、と残念に思えてなりません。

たった2日、軽ければ1日。
どんなに長くても10日くらい弾くのを我慢すれば、それから思う存分ギターが弾けるんですから。

指導者や経験者が身近に居るなら、状態を説明してアドバイスを受ける事をお勧めします。 

ギターに限らず、なんにでも限度が有るみたいで。
気力に任せて突っ走ると、時には危険を伴う事も有るようです。

それから、心が疲れた時、、、も。

やる気が無くなったり。努力する事に疲れたら。立ち止まって休む勇気を持ちたいです。

これが又、難しいんですけど。