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■ 平成 「夏の陣」                               2009.7.292010. 5. 2



「乱世が英雄を呼ぶのか、英雄が乱世を呼ぶのか。」

始まりましたね。
平成 「夏の陣」。

沈み行く泥舟の中で、金銀財宝の奪い合いをしている人達。
どちらが財宝を手にしても、いずれ沈んで行く船の中での事。

風雲急を告ぐ!
いち早く船を降り、時を待つ人。
また
地方の城は結束し、沈む泥舟の行方を見守る城主たち。

折りしも、横浜城を再建し後進に城主の座を譲り。
自身は国を再建すべく、旗を揚げる時を待つ
「孤高の侍」。

腰の大小に差し代えるのは、身の丈を遥かに超える高い
「志」。

何だか時代小説みたいになっちゃいました。
でも
全くのフィクションで終わらないかも、ですね。

いつも
未来を楽感的に見て、生きて来ましたが。

さすがに今回は、
この国は大丈夫かな、と心配になりました。

しかし、過去の歴史を振り帰ってみると、何とかなるかな、って。
そんな気もします。

蒙古襲来を、奇跡としか言いようが無い、台風という天災で防いだり。

黒船来航に始まった幕末には。
列強の西欧諸国の中に呑み込まれそうになりながら、これまた奇跡とも言うべき明治維新を迎え。

また
先の第二次世界大戦で廃墟となった焦土を、瞬く間に蘇らせるなど。

これらは、付いているとか旨くいった、そんな単純な事ではな無いでしょうし。
まして
小手先の器用さで成せる事でも無さそうです。

日本人の持つ底力。
豊かな精神性、勤勉さからなる民族の力。

そこから生まれるエネルギーが、
時には、危機的状態に堕ち崩壊寸前になった、この国を救ってきた様に思うのですが。

横浜市長の力強い言葉を聞き。
そして
態度、表情から信念の強さを感じ。

この騒乱の後、どの様な人がリーダーになり国を守るのか分かりませんが。

真のリーダーは必ず現れる、と感じました。
そうなると良いんですけど。

それまでの数年
自分に出来る事をして、収まるのを待つしか無いみたいですね。

寝た振りしちゃおかなっ。。。と。